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派遣社員とは?雇用形態や特徴を解説

メリット

就業した際にミスマッチが少ない

特に紹介予定派遣において、派遣前に事前に企業と面談できることが可能です。また、最長で6か月の派遣期間を経て、現場の雰囲気や仕事内容を把握した上で正社員として採用されるかどうかを選ぶことができます。これにより、思っていた仕事とのミスマッチを防ぐことができます。

仕事に関する悩みや心配事を打ち明けられる

社員とは異なり、派遣社員は上司に直接仕事の悩みや不満、要望を相談することにためらいがあります。しかし、派遣社員は派遣会社が就業先との調整役となりサポートをしてくれるため、仕事に関する悩みも相談しやすい環境です。また、直接伝えにくい要望も派遣会社を通じて就業先に伝えてもらうことができます。

一定期間限定での雇用が可能

一度正社員として企業に就職すると、仕事や現場の雰囲気が合わなくてもすぐに辞めることは難しいです。しかし、派遣の場合は契約期間が3か月や6か月など限定されており、契約終了後は自由に仕事を変えることが可能です。

柔軟な選択肢がある

派遣社員の大半は女性であり、特に30代や40代の割合が高いです。子育て中の女性は、正社員のように8時間フルタイムで働き、さらに残業をすることは難しい場合があります。そのため、派遣社員においては、勤務エリアや勤務時間、残業の有無を自由に選択できることが魅力と言えます。

デメリット

派遣社員の特徴として、働ける期間に上限が設定されていることがあります。

就業先が自分に合って長期的に働きたいと思っても、派遣社員の場合は最長で3年間の契約期間があります。

一方、契約終了後に直接雇用される場合、派遣社員と同じ条件で働けないことも多いです。勤務時間や給与などの条件が変更されることがあります。

派遣社員の場合、待遇面では正社員に比べて劣ることがほとんどです。

派遣社員の仕事は高時給のものもあり、一見魅力的ですが、通勤に関しては交通費が自己負担となることがほとんどです。
また、成果に応じた給与の増加やボーナスの支給など、正社員の待遇に比べて劣る面もあります。

派遣社員の場合、責任のある仕事を任せてもらうことはなかなか難しい

先に述べたように、派遣社員の場合、働ける期間に上限があります。この期間制限は、責任のある仕事を任せられる機会にも大きな影響を与えます。派遣社員の契約更新の意思がなくなれば、より短期間で契約が終了してしまう可能性があります。そのため、責任ある仕事や昇進の機会はなかなか得られない傾向があります。

まとめ

どの雇用形態にもメリットとデメリットがあります。派遣社員の場合、自由度の高さや一定期間での仕事ができるという利点があります。
しかし、その反面、働ける期間が限定されており、待遇面では正社員に比べて劣ることがあります。
派遣で働くかどうかを検討する際には、既婚か未婚か、子どもの有無など、自身の現状を考慮し、メリットとデメリットをよく比較して検討することをおすすめします。
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